トレーナー・治療家 田澤聖士

東洋医学の「腎」には3つの働きがある?|蔵精・主水・納気

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東洋医学の「腎」には3つの働きがある?|蔵精・主水・納気

東洋医学の「腎」には3つの働きがある?|蔵精・主水・納気

2026/10/22

こんにちは、サトシです!

前回は、東洋医学における「腎」についてご紹介しました。
 

東洋医学の腎は、現代医学でいう腎臓とは異なり、成長・発育・生殖など、さまざまな身体の働きに関係すると考えられています。
 

今回は、そんな腎の代表的な3つの働きについてご紹介します!
 

① 蔵精(ぞうせい)|生命活動を支える

蔵精とは、生命活動の基礎となる「精」を蓄える働きです。

東洋医学では、精は成長・発育・生殖などに深く関係すると考えられています。

精には、生まれながらに受け継ぐ「先天の精」と、飲食物から得られる「後天の精」があります。
 

腎はこれらの精を蓄え、生命活動の基盤を支えるとされています。

そのため、東洋医学では腎精が不足すると、成長・発育の遅れや生殖機能の低下、加齢に伴うさまざまな変化などに関係すると考えられています。

 

② 主水(しゅすい)|身体の水分代謝を調節する

主水とは、身体の水分代謝を調節する働きです。

私たちの身体では、水分が吸収・運搬・排泄されることで、水分バランスが保たれています。

東洋医学では、腎が肺や脾などと協力して、この水分代謝を調節すると考えられています。

腎の働きが失調すると、むくみや尿量の変化、排尿に関する不調などが現れるとされています。

 

③ 納気(のうき)|呼吸を支える

納気とは、肺が吸い込んだ気を腎が受け入れ、呼吸を支える働きです。

東洋医学では、呼吸は肺だけでなく、腎とも深い関係があると考えられています。

肺は呼吸を主り、腎は吸い込んだ気を納めることで、安定した呼吸を支えるとされています。

そのため、腎の納気作用が弱まると、息を深く吸い込みにくい、少し動いただけで息切れするといった状態に関係すると考えられています。

 

まとめ

今回は、東洋医学における腎の3つの働きをご紹介しました。
 

・蔵精:生命活動の基盤を支える

・主水:身体の水分代謝を調節する

・納気:呼吸を支える
 

東洋医学では、腎は排尿だけでなく、成長・発育・水分代謝・呼吸など、さまざまな働きと関係すると考えられています。
 

次回は、「腎と骨・髪・耳の関係」についてご紹介します!
 

※本記事は東洋医学の伝統的な考え方を紹介したものです。むくみや息切れ、排尿の異常などにはさまざまな医学的原因があり、これらの症状だけで東洋医学的な腎の状態を判断することはできません。

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